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Column 2 西荻の詩
「寒いから、あたたかい詩を」 と、彼女が言う。
僕は何か書こうとするのだけど、 うまく書くことができない。
どんな言葉をならべれば、あたたかくなるだろう? どんな詩なら、灯がともるだろう?
だけども、ここは西荻窪。 あたたまるのはとてもカンタン。 千円札1枚握りしめ、一緒に街へ出るのがはやい。 熱燗1本たのめばはやい。
酔った頭で小さく願う。 いつか、そんなものが書けますように。 熱燗みたいな、湯豆腐みたいな、 ゆっくりゆっくりした言葉。
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