特集コラム

Column 7 西荻窪のイベント・芸術

西荻窪のイベント・芸術
2016/08/18

5周年記念「西荻おわら節」決定!

2016年で第5回目を迎えた「西荻おわら風の舞」は、年々、地域住民以外の来場者も増え、演舞会場となる西荻窪南通り会・西荻窪南本町会のおわら通り(旧府道)には多くの人で賑わい、西荻窪の“夏の風物詩”として認知が広まっています。メディアからの取材依頼も入るようになり、今後ますます注目されるイベントへと成長していく期待感もあります。

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駅周辺の商店街にはイベントの告知ポスターが貼られ、駅の南側にはインフォメーションも設けられ、駅前では「西荻おわら風の舞」のスケジュールが書かれたチラシや、風情あるイラストが描かれたミニうちわが配られていました。さすがイベントも5回目ともなると、商店街の方たちやボランティアスタッフの方たちの手際も円滑。演舞会場となるおわら通りは、バス通りとなっている西荻南中央通りに比べると細い道で、駅前通りではないのですが、そちらへの誘導も適切でした。

着実にイベントとして成長を遂げている「西荻おわら風の舞」ですが、今年は「もっと西荻のことを知ってもらいたい」という想いから、5周年記念として、おわら節に西荻窪オリジナルの歌詞をのせるための「西荻おわら節」を地元周辺の人対象に募集をかけたのです。17時30分から始まった開会セレモニーでは、応募作品の中から“西荻らしさが感じられる歌詞”として選ばれた作品2点の授賞式が行われました。

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最優秀賞は、杉並区桃井にお住いの水野さんの作品「今宵まっすぐ、家路のはずが、夜毎西荻、オワラ、酔いのまち」。優秀賞は、杉並区西荻南にお住いの佐藤さんの作品「色は夏色、いろはに咲いて、染まる西荻、オワラ、風の舞」。それぞれに地元愛が感じられ、「西荻おわら風の舞」実行委員長の平田耕一氏も、最優秀賞と優秀賞というカタチにはなっているけれど、甲乙つけがたい作品だというコメントもありました。

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受賞者の表彰及び賞品授与を行った後、越中おわら節同好会「高尾会」の地方(じかた)演奏のもと、実際、おわら節に2作品の歌詞をのせた「西荻おわら節」の歌唱が初披露されました。この「西荻おわら節」はイベントの町流しや輪踊りで何度も歌われていましたが、本家・おわら節の風情ある調べに驚くほどマッチしていました。「西荻おわら風の舞」も西荻オリジナルの歌詞を得たことで、さらに“西荻の夏祭り”として地域の人たちから愛されるイベントへと育っていきそうです。

■ 第5回「西荻おわら風の舞」
http://www.nishiogi-net.com/owara/
開催日時:2016年7月31日18:00~
主催:西荻窪商店会連合会
後援:杉並区
協力:なみじゃない、杉並!

 

文・取材 / 丸山美智子

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